hideのドキュメンタリー映画がすばらしかった!
もうこの顔だけでやばいぞ。
2015年5月23日(土)より全国50館での上映
日本の音楽シーンに多大なる影響を与え、1998年に永眠したアーティストhideの生涯を振り返り、彼の音楽や人間性、精神世界などに迫るドキュメンタリー。監督は「インディアン・サマー」「ギャルバサラ 戦国時代は圏外です」の佐藤太。ミュージシャンや関係者などhideを知る様々な人物のインタビューを交え、その足跡をたどる。
この映画、本物のドキュメントだった。
情熱大陸とか、こんな感じじゃなかったけ?
みんなに愛されるhide。
バンドのメンバーのインタビューでhideという人物が浮かび上がってくる。
そして、僕もhideのことが愛おしくなる。
ライブしている時がかっこいいのはもちろんだけど、元々コンプレックスの塊でそこから這い上がってきて、いろいろと苦しみながら生きている。
見た目は赤い髪の毛でふざけた人なんだけど、ものすごく真面目。
ファンの人のことを思い、周りの人のことも考えて、生きている。
お酒を飲むと大暴れするあたりもけっこう好きです。
僕はX JAPANよりも前にhideのことを知って好きになっていました。
beauty & stupid大好きです。これでhideを知りました。
映画にはライブ映像もたくさんあって、どれもかっこいい。
曲に込められた想いも分かる。
今、hideが生きていたら一体どんな活動をしていたのだろうか?
新しいものが得意なhideだから、SNSも上手に使っておもしろいことをやっていそうです。
そんなことより僕らが思いつかない様なおもしろいことをやってくれているかもしれません。
映画をおととい見ましたが、それからずっとhideを聞いています。
Amazon Music Unlimitedでhideのアルバムは聴けるので、ずっと聴いてます。
何度、聞いても飽きない素晴らしさがありますね。
今回の映画で歌詞にも興味を持ったので、もっとちゃんと聞いていこうと思います。
hide、愛の人
hideって見た目が怖いし、ライブだとものすごい目つきです。
お酒もすごい飲むしドアを叩きまくることもあるらしい。
でも、映画を通して感じたのはあふれるほどの愛情ですね。
周りの人のことを考えて、仕事を与えようともしている。
X JAPANのことだってちゃんと考えて、大切にして、その上でソロ活動をしている。
YOSHIKIが泣きながらインタビューに答えていました。ここにも強い絆を感じました。
出会うべくして出会った2人という感じもしました。
Toshiは洗脳されていた頃だったのだろうか?
映画には出てきませんでした。
PATAさんが渋く、タバコを吸いながらお酒を飲みながら、hideを語る姿がとてもかっこよくて、昔ながらのロックスターって感じもよかったな~。
I.N.A.さんは普通にかっこよくて、hideの隣にはこんな人がいるんだ~って感心した。
hideって自分ひとりで何かをしていこうって発想がないんだろうな。
周りの人の力もうまく借りながら、前に進んでいくあたりがとってもかっこいいです。
しかも、人を下に見ていない。X JAPANというバンドのスターって感じがない辺りが、ほんとうすばらしい。
hide with Spread Beaverって、hideのおまけだと思ってた。
Spread Beaverのメンバーは見た目もふざけているし、ほんとう楽器が弾けるのか疑問が残るくらいのものでした。
でも、そんなことはなくて、hideが信頼している仲間なんですね。
しかも、その距離感はちょうどいい感じに保たれている。
中に入りすぎず、でも、離れすぎず、一緒に仕事をしたり、作品を作っていく上では絶妙な距離感だと思った。
これは僕が仕事をやる時にも参考にしたい。
仲良しすぎると、なあなあになる。
でも、距離が遠すぎるとワンマンになる。
そして、いつしかみんな離れていく。
周りの人の意見が届かないから、独りよがりのものを作ってしまう。
hideってもっとワンマンな感じはあったけど、そうではないのはすごい。
自分を客観的に見る能力が高い人だったんですね。
今、復習している感じ
今になって、hideの映画を見たり、サブスク解禁になったラルクを聞いたり、木梨憲武のソロに感動したりしている。
Amazonプライムがあって、Amazon Music Unlimitedがあって、YOUTUBEもある。
Amazonは有料だけど、この3つのおかげで、今さながらいろんなものを楽しむことができています。好きなんだけど、買うほど好きではない人にまで手が届く様になっています。
僕が一番芸能やテレビなどに夢中だった高校生、25年くらい前は、好きなアーティストを決めて、その人のCDやビデオを買ってファンクラブに入ってライブに行くという流れでした。
そこにお金を全部使ってしまうので、テレビで見る位でしか、他のアーティストは楽しめなかった。
でも、今は、月額数百円支払えば、その頃に楽しめなかったアーティストも楽しめる。YOUTUBEには違法だけど、たくさんの映像が上がっているからそれも楽しめる。
今回は、ボケーっとAmazonプライムのトップページを見ていたら、hideの顔が出て来て、映画があることを知って、レビューが高評価だったので、見ることができました。
見てよかった!いい刺激をもらいました。
これからも、自分の趣味を固定しないで、いろんな刺激に触れて行けたらなと思います。
さて、今度はYOUTUBEでhideを聴こう。