泣くとは思わなかった。
子供のエピソードはずるいですね。
人を動かすの原作版を読もうとしたことがありますが、文字が多すぎて読む気になれませんでした。
漫画版は1時間くらいで楽しく読めました。
人付き合いっていいものだなって思った。
相手を傷つけることなく、ケンカすることなく、物事を進めていくのに大事なことが書かれている。
これ、ほんとうこの通りやるのは難しいし、動かせない人がいるってことが事実だと思う。
ほんとう相手のことを考えて、こちらが動いても、まったく通用しないって人はいる。
それはしょうがないけど、そういった人ともケンカはしないで殴り合いにはならないで、関係を維持していけるとは思いました。
大切な人に対しては、人を動かすに書かれた様なことをやろうって気持ちは出て来ると思う。
気持ちをちゃんと伝えるために、相手がいい気持ちでいられる様にするためには、ちょっとしたテクニックや考え方を学んだ方がやりやすい。
自然とできている人もいるだろうし、僕も自然とやっていることがありました。
でも、こういった本を読んで確認することで、やっぱりよかったんだとか、もっとこうしてみようって思うこともある。
最近強く感じているのは、人を動かすを実践している人の様に、感情的にならないで、人を動かすことばかりが大事だなって思わなくなりました。
ほんとうに大事な人で自分のことを思ってくれている人は、僕が感情をあらわにしたり、何にイライラしているのかをぶつけて欲しいとか思っていたりする。
こういった自己啓発本は、読むのはとてもいいことだけど、決してこの通りにやればうまくいくわけではない。人間関係に正解はない。自分で試行錯誤してやっていくしかないですね。
わざわざ嫌いな人やわけのわからない人の話を聞いて、導いて、気持ちよくさせていくのって、僕はできません。
本音をぶつけあってケンカしてしまった方が仲良くなることもある。
人を動かすに書いてあることを知っておくのは大事。
でも、それを知って、どうするのかは人それぞれだし、こういった本に書いてあることをできてないからと言って、その人を否定するのはおかしな話だし、もしかしたら、できていない方がしあわせな人生を送っているのかもしれないとも思う。
たぶん、20年前くらいに読んだら、もっとこの本の通りに動こうと思って実践しているはず。今は、冷静になってしまいました。いいんだか、悪いんだかはよく分かりません。
漫画で読むビジネス書。いいな。
僕って本を読むのは苦ではないんですが、なかなかその時間は取れない。
分厚い本を読むとしたら、それだけで1年が終わっちゃいそうです。
こうやって漫画で、ビジネスの名著に書かれたことを読めるのは、とってもいいことだって思います。
人間関係を円滑に進めていく方法なんて、誰も教えてくれませんからね。
学校では教えられないことだもんな。
だって、先生が人間関係うまくいってないこともある。
ただ、人間関係がうまいって一体どんなことだろうかとも思います。
それができているからしあわせなのか?どうかもよく分からない今日この頃です。
そんなに好きでもない人間、よく分からないことを言ってくる人に対して優しくする必要があるのだろうか?
そんな人とは縁を切って、会社ならクビにして、新しい人を入れて行った方がいいのではないだろうか?こちらは変わることができるけど、人間はなかなか変わらない。
ころころと人によって態度を変える様な人とはあまり付き合いたくない。
うん。だから、別にこの本に書かれたことをすべての人にやる必要はないんだろうな。
人間関係を築きたい人にだけやってもいいのではないでしょうか?
誰に対しても優しく、話を聞いて、理解しようと努力していこうって思うのが正しいと思ってたけど、それは思い込みかもしれないし、そんなことは人を動かすに書いてないのではないだろうか?
「この本に書いてあることは絶対に正しいです。」なんてことは書いてないですしね。
自己啓発本やビジネス書を読む時は、ちょっと気合入れすぎですね。
もっと軽くとらえて、ちょっとでもいいから、人に対して優しくなれたんだとしたら、読む価値あったって思います。
1冊の本で人生は変わることはあるかもしれないけど、そこまで求めるのは求めすぎ。
たった1000円くらいの本です。
それを読むくらいで人生が変わるのなら、みんな変わってる。
そうではなくて、ちょっとでもよくなったならいいし、それを繰り返して行けば、人生は大きく変わるんじゃないかな。
人を動かすの漫画版を読むと、これから接する人への優しさは増えると思います。
あと、周りの人に対して、もっと愛を持とうと感じるはずです。
細かいテクニックがあれこれと書いてありますが、そんなことより、そうやって思えたことが僕はよかったです。読んでよかった。