映画ラッキーを見た。
生と死がテーマということで、何となく見た。
そして、何となく終わって行った。
えっ!もう終わり?と思った。
レビューの内容は見てないけど、評価は見ていて高かったからなんで高いのか分からなかった。もっと心躍るものがあってもいいんじゃないかって思った。
【レビューも】映画ラッキー「字幕版」(アマゾンプライム動画)
この顔が何とも言えない。たまらない。
映画を見た後にレビューを読んでよく分かりました。
そういうことか~って思った。
これぞ映画!これぞ人生!
余韻を楽しむという大人の楽しみ方が分かりました。
老いぼれ爺さんの淡々とした生き方を見て、自分の人生を照らし合わせる。
レビューの評価が低い人は若造か?それとも人生について考えたことがない人だって書いてありました。
なるほどです。でも、たぶん、もっと派手な展開を期待したのかもしれません。
映画というものに対して何を望むのかは人それぞれです。
僕としてはこれは映画というか伝記。いや、伝記というとスーパースターしかならないけど、ラッキーはただただどこにでもいそうな老人です。
いや、どこにでもいそうな人よりも不幸そうではあった。気性も荒いしすぐ嫌われそうな人です。
そんな老人だったけど、死を意識してそれを考える中で、優しくなっていく。人との関りの中で変わって行けるのはラッキーの素直さなのかもしれない。
それにしても、ラッキーは行くところが決まりすぎているのに、出会いがあったり、いい会話があったりして、それもまた人生だと思った。
毎日、変わらない様でも、同じ様な毎日でも確実に何かは変わっていて、時は過ぎていく。いつも同じ人と会っていたって、いろんなことが起こるもんです。
自分の人生はまだまだつづいていく。ラッキーの生き方を見て、自分はどんな老人になるんだろうかって考えました。
もっと笑顔が多い方がいいなとは思うけど、どうなっていくのかな?
僕としては楽しみより怖い思いの方が強いから、それを忘れるために今を一生懸命生きて行こうとも思う。死があるから、今を感じられる。
【レビューも】映画ラッキー「字幕版」(アマゾンプライム動画)
これも映画なんですね
ラッキーは、駅から通り小さな映画館でマニアの人向けに放映していそうな映画です。
僕の中での映画は、もっとド派手でお金もかかっていて、大音量で楽しめるものってイメージです。エンターテイメント!!って感じなんだけど、ラッキーはそれがない。
それで分かる人しか見ないとも思うので、レビューも高い。こういった映画の良さが分かって、いろんな映画を見ている人、尊敬します。
1人の人生からいろんなことを感じて、映画を始まりとして、そこからまた考える。
映画のことをテーマに人と話をすることもできる。
どんな老後を過ごしたいか?そういった話ってしないですもんね。
ラッキーを見ている見ていないに限らず、そういった話をしてみるのもおもしろい。
そうやって、見た後に広がりを見せていける映画なんですね。
自分というものはどんどんマンネリ化していくし、こういったきっかけがないと死ぬってことや老人になってからの自分のことを考えないから、映画を見て、考えるきっかけづくりはしていきたいなって、年に数本しか映画を見ない僕は思いました。
またラッキーみたいな映画を見ていければと思います。
【次の候補!】わたしは、ダニエル・ブレイク (字幕版)
これ、おもしろそうだな~。
ラッキーを見た人へのオススメで出て来た!
これもおもしろかったな~
hideのドキュメンタリー映画がすばらしかった!hideが好きです。愛おしい。