人を見下す人は自分のテリトリーから出ることなく傷ついたことがない人【映画「何者」の感想】

 
Amazonプライムビデオで映画「何者」を見た。 

 
 
自分にもああいう感情があったなって思って見てた。 
 
就活をしている時の感情、夢をあきらめて、現実に向かう時の心理って、そうそうこういう感じなんですよね。
 
みんなそうなのかな? 
 
 
ちょっとかっこうつけて失敗するのを恐れて、自分のテリトリーから出ようとしない。
 
だから、傷つくことはない。 
 
 
そんな中でも、どんどん失敗して進む人もいる。 
 
自分の価値観を信じて、周りから見たらたいしたことないかもしれないけど、本人はバカみたいにしあわせそう。 
 
そういった人をどこかでうらやましいと思いながら、でも、それを認めたら自分が負けたことになるから、そんなところでしあわせを感じてバカじゃないの?とか、どうせ数か月後には痛い目を見ているはずだって考える。 
 
 
自分の本当の感情と向き合うことなく、冷静ぶって何となくやり過ごす。自分はまだまだ他の何者かになれるはずだって信じてる。 
  
挑戦して傷ついて痛い目を見れば、自分は何者でもないってことに気づけるから楽になれるんだけど、そうは思いたくないから、なかなか動き出すこともできない。 
 
自分がうまくいかないのは世間が分かってないとか思って、周りのせいにする。自分が合わせることはしない。 
 
分かるな~。 
  
 
今の僕は何者でもなくてもいいし、それでもしあわせ。周りの人に自分の生き方を否定されてもいいし、自分が歩いている道だけが幸せの道だとは思わない。 
 
でも、ここがいいから歩いてる。 
 
今、しあわせだとしても、うまくいっているとしても、未来はどうなっているか分からない。そういったプレッシャーも少しは感じながら、毎日をちゃんと積み重ねて行ければと思ってます。 
 
 
たくさん失敗もしたし、痛い目にもあった。お金がほんとうなくなった時もあった。フリーランスなので、その辺りは安定感がないんですよね。底辺に落ちることだってある。
 
ただ自分で選んだ道を歩いてはいて、周りと比べてもいないのがいいんだと思います。 
今回「何者」を見て、ますますそう思いました。 
 
 
主人公の佐藤健は演劇をやりたい気持ちがありながらもそちらの道には進めないで、周りに媚を売ることもできず、自分の道を歩いている。でも、そこは本当の自分が歩きたい道じゃない。それを認めたくないから、周りをけなすことで、自分を保っているのかもしれない。 
 
一回、演劇をやり切って大失敗すればよかっただろうし、演劇の世界で生きていくのも楽じゃないってことを知ることができれば、ちょっとは変わったんだろうな~。傷つくことを恐れないで、やり切るって大事ですよね。 
 
告白もできてないところも彼らしい。これも傷つかないことで、いつまでも付き合えるかもしれないって夢を持ったままの状態を保つことはできる。でも、女性ってそういったところに敏感だと思うから、付き合えない。
 
いつまでも可能性を残しておくのは楽かもしれないけど、満たされないしカッコ悪い。自分にもそういったことはあるとは思うので、気を付けよう。 
 
 
思ったよりもおもしろくて、いろいろと考えさせられる映画でした! 

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