オランダの親子7人発見の事件は小説の世界、Toshiみたいに洗脳かもしれない

オランダの親子7人発見の事件
「ほかに人々が存在することをまったく知らなかった」

これは、小川洋子「琥珀のまたたき」の世界。
12年間洗脳されていたToshiも思い出した。




 
オランダの親子7人「終末」を待ち続けて9年間にわたり地下生活か
https://news.livedoor.com/article/detail/17239100/
 
これって監禁か? 
災害か何かで取り残されたかと思ったら違うんですね。 
 
親と思われる男にすべてを支配されていて、家から出れない様にされていたのかもしれない。もうこれって、小説の中の世界です。 
 
長編「琥珀のまたたき」小川洋子さん 閉ざされた家の美と崩壊
https://www.sankei.com/life/news/150916/lif1509160015-n1.html 
 
閉ざされた家で暮らす子供たちの成長を描く。崩壊の予兆が漂う生活の危うい美しさや自由を希求する人間の姿を、小さく優しい声でうたう哀切な長編だ。 
 
ママに「壁の外には出られません」と告げられる。 
 
末妹の死を魔犬の呪いのしわざだと信じるママが、残る子供を外界から守るために始めた歪(いびつ)な新生活だった。 
 
こういった信念のもと、子供たちをかくまっていた可能性もある。 
 
僕が見ている海外ドラマウォーキングデッドも、自分達だけの街を作っているコミュニティがある。そこにはそこのルールがあるんだけど、外部から人が来て、現実と向かい合わなくてはいけなくなったりしている。 




我慢できるうちは、疑問も感じず生きているんだろうけど、9年もそんな生活をしていたら、誰かが疑問を感じてもおかしくない。 
 
宗教とか、会社とか、何気なくは行ったけど、段々と違う場所ではないかと思い始めて、でも、その感情に蓋をしてやっぱりこれでいいんじゃないかって思い出す。 
 
そんなことを繰り返しているうちに我慢の限界が来て、爆発して飛び出すまでに9年経ったと思うな。オランダの話なんですね。日本だったらもっとおもしろかったのにって思ったけど、そんなおもしろがる話でもないのかな。 
 
 
発見された人たちがどんな精神状況なのかは気になります。まだ謎だらけなので、つづきがあったら知りたいです。



Toshiの洗脳事件を思い出しました。
 
Toshi洗脳事件の全容!期間や原因は?抜け出せたきっかけはYOSHIKIの一言だった
https://endia.net/toshi-sennou
 
12年間も洗脳されていたそうです。でも、きっかけがあるとそこから抜け出せる。もしかしたら、オランダの人たちも何かに気づいて逃げ出したのかもしれません。一体どうして、9年で地下生活が終わったのか?とっても気になります。 
 
Toshiは12年間。10年という区切りで終わってないのが、その洗脳の強さを感じさせます。終わる時はいきなりなんだろうな。計画的に終わらせることができるものではないのかもしれない。