クイーンの映画ボヘミアン・ラプソディを見ました!
こんなに盛り上がっているとはびっくりでした。
みんな、そんなにクイーンが好きなのか?
でも、実際のところはそうではなくて、
なんとなく見ている人の方が多いでしょうね。
実際に見た感想としては、
クイーンのボーカル
フレディ・マーキュリーの
自伝映画としてとてもよかったです。
こういった人生もあるんだなって思った。
とってもつらい人生だったと思います。
もちろん、
しあわせなこともあっただろうし、
よかったと最終的には思えたかもしれない。
ただ、後悔の方が多いんじゃないかと思った。
人間が生きていく上で、
身近な人とのつながりは
ものすごく大事なものです。
家族、恋人、友人、仕事仲間。
そこの関係がうまくいっていないと
変な方向に行ってしまうんじゃないかって
強く感じました。
でも、そうだからこそ、
あんなにいい歌ができあがったというのも
あるかもしれません。
僕ら一般人の目から見て、
華やかな部分しか見えません。
スターの人のいいところしか見えない。
お金がたくさんで、
大勢の人の前で気持ちよく歌って、
富も名声も得て、
絶対に自分よりしあわせだろう。
自分はこんなんでいいんだろうか?
って、大学生の頃はよく思ってました。
でも、そんなことではなくて、
やっぱりどんな人にも
しあわせなこと、ふしあわせなこと。
やってられないこと、
後悔してしまうことなど、
いろんなことがある。
この映画を見ても、
それを強く感じました。
自分は自分。
もっと自分の人生を楽しみたい。
そんなことも強く思いました。
リアルなので、盛り上がりに欠ける
前評判がものすごく高い映画でした。
泣けるとの声がたくさん。
でも、その期待感はあまり持たない方がいいです。
この映画は自伝です。リアルです。
だから、ただ淡々と一人の男の
生き様がスクリーンに映し出されます。
もちろん、すごいドラマチックな人生です。
ただ、あくまで現実的なので
ものすごいどんでん返しとか、
派手すぎる場面とか、
そういったものはないです。
逆に作り手は
そういったことを狙ったのかな?
見た後にとても考えさせられる映画です。
スッキリした!感動した!よかった!
そういった気持ちよりも、
フレディ・マーキュリーは
しあわせだったんだろうか?とか、
後悔はなかったんだろうか?とか
周りの人はどんな感情だったんだろうとか?
最期のライブのあと、
どんな風に人生を終わらせたんだろう?とか
いろいろ考えました。
それと自分の人生を照らし合わせて
また考える。とにかく考える。
そんな映画でした。
クイーンの音楽で盛り上がって、
ワーーーってなったり
泣ける映画ではなかったです。
関係が深い人とではないと
見れない映画でもあるとは思います。
僕はこういった考えさせられる映画は、
人生にプラスだと思うので、
とても好きです。
大切な人と見れてよかったです。
ひとりの男の人生を、
お金と時間をかけて、
丁寧に伝えていく。
映画を見ると、たった2時間くらいで、
他の人の人生を知ることができる。
感じることができる。
とても濃くて、
いい時間を過ごさせてもらいました。
DVD化したらまた見たいな。
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