B’zとミスチル・GLAYのライブ「B’z presents UNITE #01」を配信ライブで見ました。
見ていて思ったのは商業ロックが好きってことです。
分かりやすくて万人受けするものがやっぱり僕は好きです。
ミーハーです。
B’zはロックなのか?って本場のロックを知っている人は思うかもしれません。
でも、そういったロックを分かりやすく売れる様にしたのがB’zのロック・商業ロックだと思います。
そんな商業ロックしか好きになれないのが嫌で逆らおうとしたこともあったけど、今は受け入れています。
商業ロックが好きな理由【B’zのコラボライブを見て改めて感じた】
洋楽を聴いたけど駄目だった
B’zが好きになった高校時代。
その頃、ギターも始めていて大学生の頃はバンドを組んだりしていました。
周りのみんなは洋楽とかインディーズのマニアしか知らない音楽を聴いていました。
それってすごいかっこいいと思いました。B’zが好きな自分はかなり浮いている世界でした。
だから、レンタル店に行って洋楽をよく借りていました。
名前だけでも聴いたことがあるバンドのCDは借りまくりました。
ブラー、メタリカ、ビートルズ、ニルヴァーナ、エアロスミス、ボン ジョヴィ、レッドツェッペリン、サンタナ、ジャーニー、リンキン パーク、レディオヘッドなどなど。
僕の周りの人たちが聴いていた曲はもっとディープだったんですが、とりあえず王道の洋楽から入ってみたいと思いました。
でも、まったく馴染みませんでした。
B’zを初めて聴いた時の衝動は沸き起こりませんでした。
なんでだろう?
まったく分かりませんが、好きなものは好きなんだからしょうがない。
男だけどケーキが好きでたまらないんだけど、それが嫌だからお寿司を食べたりフレンチに行ったりするんだけど、やっぱりケーキが好きみたいな感じでしょうか。
好きになろうと努力することはできるけど、それで好きになれるわけもありません。
女性関係だってそうです。
好きになるのに理由なんてないものなので、僕の音楽の趣味もやはり変えられませんでした。
売れている音楽を好きになる
B’zはもちろんのこと、ミスチルもGLAYも高校生の頃よく聴いていました。
やっぱり売れる音楽というのが好きなのかもしれません。
はまりはしなかったけど、小室哲哉グループの曲も好きでした。
安室奈美恵とかglobe、よく聴いていました。
ジャンルとしては激しめの曲が好きなので、ロックと呼ばれるジャンルが好きなんだとは思います。
これは変えようとがんばっても変えられないものだったので、もうしょうがないです。
でも、今は時代が変わってB’zをずっと好きということが誇らしくもなってきました。
人が求めていることをやるのが商業ロック
今回のコラボライブも伝説のライブみたいになって評価が高かったと思います。
おじさん・おばさんしか楽しめないライブとはなりませんでした。
やる時期もよかったんだと思います。
CDがものすごく売れていた時期にやってもただのお金儲け主義みたいになったはずです。
こんな時期だからこそ、影響力を持っていて顔も名前も知られている人たちが動いたということがとても大きなことです。
商業ロックの達人であるB’zはこういったビジネスセンスというものもすごいです。
ちゃんと仕事となる様に、社会的意義もある様に動いているのところも好きです。
自分のやりたい様にやって、人様に迷惑をかけても関係ない!それがロックだ!音楽だ!
って、そういったものがかっこいいと思っていた時期もありました。
それはそれでありだとしても、やっぱりいいなって思うのは、人が求めているものをやれる人です。
多くの人が喜ぶことを淡々とこなしていける人がかっこいいと思う様になりました。
だから、音楽が好きでB’zにハマりましたが、今はそういった仕事の組み立て方もすごいなって思って見ています。
「そんな風に人に合わせて行動するのはロックじゃない。
逆らうのがロックだ!
自分がやりたい音楽をやるのがロックだ!
売れるとか認められるとか関係ない!
俺は俺のやりたいことをやる。」
それがロックだと思っていました。
でも、それは好きではないので、やはり僕は商業ロックが好きです。
B’zはもうお金も十分にあるだろうし、そんな限界を超えそうなライブをやらなくてもいいんだけど、ファンが求めているからそれに応えていける様に動いてしまうのがB’zなんなんじゃないでしょうか?
自分がしたいことを好きになるのではなくて、人様が求めていることをやることによって喜んでもらえることを好きになれたら強いです。
僕は好きなことをやって結果が出ないよりは、好きではないことをやって結果が出る方がいいです。
好きなことをやって結果が出たら一番いいけど、それはなかなか難しいです。
B’zは音楽が好きだろうけど、好きでもないこともやっているだろうから、今の地位を築いているんじゃないかなとは思います。
僕も見習ってもっといい働き方をしたいです。
最後に。
好きなものはやっぱり好きだし、それは変えようがないですね。
僕は商業ロックが好きだということが分かりました。
これからもB’zを追いつづけていきます。