ウォーキング・デッドシーズン4の第8話を見た感想、総督・恐怖支配・極限状態

やっぱり一番怖いのは人間です。 
 
使命があると人を殺せる。 
 
でも、刑務所を奪うってだけであそこまでするのか? 
 
狂ってる。おかしすぎる。 
 
 
話し合えば解決することだってあるはず。 
 
でも、それを許さない総督。 
  
 
それにしても、この人のリーダーシップと言うか人を従える能力はすごい。 
 
みんな嫌だと言えずに従わないといけない。 
  
本気で慕っているわけではない。 
 
総督が死んだら喜ぶ人ばかり。  
 
まったく違う生き方をする人ばかり。
 
 
でも、総督に従わざるを得ない。 

やはりこれは恐怖から来ているなと思う。 
 
虐待を受けた子供が親に従わないといけないという様な。 
 
こんなゾンビだらけの世の中で、もしも1人になったら生きていけないという状態。 
 
もしも、自立できているなら総督だって怖くない。 
 
きっと1人で生きて行けるはず。 
 
 
そんなことを思い、自分に当てはめながら、今回の話は見ていました。  
 
やっぱりリックはかっこいいし、理想のリーダーだけど、総督の恐ろしさはやばすぎました。
 
 
ちょっとはいい人になったと思ったけど、勘違いすぎました。 
 
人ってそんなに変われるもんじゃない。 
  
根っこの部分は変えられない。 
 
 
最後、赤ちゃんが死んでしまっているのは見るに見ていられなかった。 
 
ハーシェルまで死んでしまう。 
 
このドラマ、いきなり主要キャラが死ぬから、つらいんだけど、そこがおもしろくもあるんだろうな。 
 
 
次は誰が死んでしまうんだろう。 
 
今回、もしかしたら、カールが死んでしまったのではないかって思ったけど、生きていてよかった。 
 
 
子どもたちの勇敢すぎることよ。 
 
こういったどうしようもない世の中でも、希望を持って今の自分に求められているであろうこと、自分ができることを一生懸命やるのは子供の方なのかもしれませんね。 
 
大人は弱い。すぐに感情やられちゃう。
 
 
ウォーキングデッドはみんな極限状態です。 
そんな時にどうなってしまうのか? 
 
それを見れるドラマ。 
 
そして、そういった局面は多かれ少なかれ、自分にも訪れる。 
 
ウォーキングデッドほど極限状態ではないけど、似た様なことはある。 
 
 
自分にとっての総督みたいな人がいるんだとしたら、どうやって付き合っていくのか?とか、自分がリーダーをやらないといけないんだとしたら、リックみたいになれるのか?とか、絶望だらけで未来のない世の中でちゃんと腐らず生きて行けるのか?とか、いろんなことを考えながら、ウォーキングデッドの世界を楽しんでいます。 
 
またひとつ終わった感じになって、これからは何が起こるのかまったく分かりません。 
 
そして、どうやって終わるのかも分からない。 
 
一体どこに向かっているんだろうか? 
 
ゴールが何も見えない。 
 
こんなドラマも珍しい。